入院生活は4泊5日でした。分娩中は主人の英語での通訳がありましたが入院中はそういうわけにはいきません。英語もドイツ語もほとんどわからないのでジェスチャーで看護師さんとコミュニケーションをとるんですがお互いなかなか伝わらず、看護師さんに何度も大きなため息をつかれました(苦笑)
こちらの方はリアクションが大きいのであまり気にしませんけどね~。
粉薬を渡され水とコップを指差され飲むようにいわれました。何の薬かもわからず、一口水を含んで粉薬を口に入れるとブクブク発砲してえらい目にあいました。どうやら、水に溶かして飲む下剤だったようです・・・。そういえば、便が出たかどうか恥ずかしいジェスチャーを看護師さんにさせた後でした。
部屋は2人部屋で現地の方と一緒でした。最初は挨拶程度しかできませんでしたが、看護師さんに聞くより電子辞書で彼女に質問したりしているうちに
助けてくれるようになりました。赤ちゃんのミルクをもらいにいってくれたり私にドイツ語で話しかけてくるスタッフに「この人ドイツ語わかりませんよ」って通訳してくれたり(笑)
言葉のわからない入院生活は苦痛でしたが、食事だけが楽しみでした。ベーコンやハムなどとサラダとパンとフルーツ、これが夕食です。ボリュームはあるんですが飽きてくる感じ・・・。
一番楽しみだったのがランチ!こちらの国は夕食は軽めでランチにガッツリたべるみたいです。豆ごはんになぜかパンもついてきた!おやつか?と思ったら3時のおやつもパンが・・・。意外とオーストリア料理を食べる機会がなかったので入院食でたのしませてもらいました。日本との違いは、オーストリアは冬場日照時間が短いのでクル病予防のために1歳のお誕生日まで毎日飲ますシロップがあります。これが結構邪魔くさい。
それと驚いたのがおっぱいが熱を持ったとき、冷やすためにトプフェンというヨーグルトをガーゼに包んで貼られました。固めのヨーグルトなのでベタベタは
しませんがかなり匂います・・・。アイスノンや保冷剤じゃないんですよ~。
おっぱいが出るまでミルクを貰いに行くと「ミルクかティーか?」と聞かれました
ティーってなんだかわからないのでミルクばかり貰っていたのですがティーと
呼ばれる液体を貰いに来ている人が結構いました。後で知ったのですが赤ちゃんが落ち着くお茶だそうです。母親用のおっぱいにいいお茶というのもあって両方とも小児科でも飲むようにすすめられて驚きました。
なかなか泣き止まないと当たり前のようにおしゃぶりをくわえさせるし・・・。
入院中は沐浴もなかったし・・・。国が違うとこうも違うのね~。
2011年9月12日月曜日
赤ちゃんが生まれました
9月6日、予定日より6日早く2900グラムの女の子を出産しました!
前日の夜、いつもより激しい胎動を感じ、もしかして・・・。予感は的中、朝から25分間隔くらいの軽い陣痛が。でも、痛みが弱いのであまり実感もなくさつきのお世話をしながら時計とにらめっこ。当日6日は注文していたべビーベッドが届く日で翌日の7日は主人の両親がウィーンに到着する日です。前駆陣痛で痛みが消えることを期待しましたが間隔は短くなるばかり。お昼過ぎ、さつきの面倒を見てくれると言ってくれていたお友達にお願いしておうちに来てもらいました。さつきは、そのおねいちゃんが大好きなので大喜びです。
三時半頃、痛みが10分間隔で主人が救急車に電話している時にベッドも無事到着。痛みは弱く救急車のタンカーに乗せられながら痛みが消えてなんちゃってだったらどうしよう・・・。なんて考える余裕さえありました。4時に到着してNST(ノンストレステスト)をしてから夕食を。6時くらいから5分間隔の激しい痛みになり6時半に分娩室に移動、子宮口は6㎝、内診後に破水。思い出したくもない不快な浣腸をされヘロヘロな中硬膜外麻酔をされ嘘みたいに痛みが消えてからはほわ~として気持ちいいくらいに・・・。「お尻に押されるような感じがあったら呼んでね」と言われなんとなくそんな感覚はあるものの麻酔のせいで「いきんで!」と言われても思うようにいかず最後には先生におなかから押し出された感じでした(笑)そして8時29分、2900㌘の女の子が生まれました!麻酔のおかげでリラックスして 出産でき、主人がへその緒を切ってる所や胎盤など冷静に見ていました。5分間隔から2時間半くらいでしたが1度あの痛みを経験しているので、無痛も経験できて良かったと思っています。
名前は、柚月(ゆづき)です!
入院の話はまた次回に書きたいと思います。
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