2013年1月20日日曜日

大雪

たぶん40センチぐらい積もってます。
前回の雪が溶けていない上に、まる一日雪が降り続いたのでウィーンは大雪になりました。新聞には15年ぶりの大雪と載っていたそうです。土曜日、お父さんが通路の雪かきをしている間子供達と一緒にお手伝い(?)しています。

ほうきとちりとりで雪かきって初めてみました(笑)でも、子供達は真剣です。雪かきをしていると家主さんが子供の時に使っていたソリを出してきてくれました。幼稚園でもソリ遊びが楽しいらしく「ソリが欲しい」と言っていたので大喜び!お父さんの上司も「ソリが余っているからあげる」とおっしゃっているらしい。さすが雪国!ソリが普通にあるんですね~。
年期の入ったソリ

ほうきで玄関をはくさっちゃん

しりもちをついて驚く柚ちゃん

日曜の午後、柚ちゃんがお昼寝中に三人でソリ遊び。ときどき、お父さんとお母さん、本気で雪合戦(笑)さっちゃん、我関せず・・・。
で、お父さんのメガネに命中!なぜか、お母さんはコントロールがいいのです(笑)お父さん、おいしいと思ったのか「写真!写真!」と、言いながらちゃっかり次投げる球を丸めてますよ~。さっちゃんにも笑われてるし。その様子を、家主さんも窓から写真を撮っていました(笑)
雪合戦しながらも、お父さんとお母さんが交代でソリをひいてお庭をグルグル・・・。「もうおしまい」と言ってもなかなか部屋に帰りたがらないさっちゃん。お部屋の中に雪を持って入って、かき氷さんごっこをしようとなだめ部屋に戻ることに成功!少し遊んでいると、さっちゃんが突然吐きもどしました!合計三回も吐きもどしてしまい、ぐったりしてその後珍しく二時間ほどお昼寝しました。何かに感染したのか?など心配しましたが、お昼寝から目覚めると顔色もよくなっていつもの元気なさっちゃんに戻って柚ちゃんとはしゃいで遊んでいました。どうやら、何回も同じところをソリでグルグル回っていたので乗り物酔いしたらしい(笑)大事にならなくてよかったです。これからはほどほどにしようと思います。

2013年1月15日火曜日

日々の成長

長い冬休みが終わり、幼稚園が始まりました。二週間も休んでいたので、また泣くかな~?と心配していましたが泣かずに機嫌よく、毎日登園しています。元気いっぱい、体力が有り余っている子供達。幼稚園が始まってお母さんも内心、ほっ。(笑)
幼稚園では先生や仲の良いお友達の名前も憶えて、その日あったことを話してくれるようになりました。ドイツ語は話せませんが単語はいくつか覚えていて、相手の言っていることはなんとなくわかっているようです。

おやつタイム
柚ちゃんもどんどん言葉を覚えています。先日、さっちゃんが幼稚園から帰ってからお母さんに「あのお花のついた服着てい~い?」と聞きました。「どの服?ドレス?」なんてやりとりをしていると、柚ちゃんが突然走ったかと思うとおもむろにさっちゃんの衣装ケースからピンクのドレスを持ってきてさっちゃんに投げるように渡した時は驚きました。何もわかっていないと思っていたら、結構ちゃんと理解しているんだ~。でも、渡し方はもうちょっと優しくね(笑)そして、朝から晩まで「アンパンマン」何回言うんだ?ってぐらい言ってます。お昼寝から目覚めても「あいー、あんぱんまーん!」って。お母さんはアンパンマンぢゃないぞ?(笑)一歳児のしぐさや行動、何してもかわいいです。
珍しく、日光が出た時に家の前の道やお庭で遊びますが気温は0度・・・。かなり寒いです。お母さんは30分が限界なので「おやつを食べに帰ろう」と誘って何とか家の中へ。部屋の中に日差しが差し込んでいると暖かそうに思えるんだけどな~。
柚ちゃんもよく歩くようになりました。春になって暖かくなったら色んなところに遊びに行こうね~。意外とウィーンの観光地に行っていないので今年は積極的に行ってみたいと思っています。

朝、起きたら雪がたくさん積もっていました・・・。マイナス気温だからなかなか溶けないんだろうな。
さっちゃんは嬉しそうに幼稚園からの帰り道、雪遊びしながら帰っていました。この、スキーウェアみたいなのは相当暖かいみたいです。うらやまし~(笑)

2013年1月7日月曜日

イタリア・ローマ旅行(後半)



 

3日目は快晴!青い空、久しぶりに見ました。この時期、ウィーンで青空を見れることはめったにないんですよ~。コロッセオの中に入りたかったのですがここも、ものすごい行列だったので子供を連れて並ぶのは無謀だと諦めました。
お父さん、修行しているみたいですね~。かなり注目を集めていましたよ(笑)この後、お父さんがタバコを吸っている間にさっちゃんがお母さんの手を引いてどんどん歩いていくので、お父さんが私たちを見失い違う方向に・・・。危うくはぐれてしまうところでした(汗)
真実の口で初めての家族写真。ここも、行列ができていたのですが写真を撮るだけなので並ぶことに。偶然、前に並んでいたご家族が日本人で大阪出身だったので話が弾み、さつきも奥さんに遊んでもらったりしていたので暇することなくあっという間に順番がきました。息子さんがお父さんの大学の後輩で、娘さんがお父さんの実家近くに住んでいて、奥さんがお母さんの実家(美山)に最近、観光で行ったばかりとか。久しぶりに、日本人の方と楽しくお話しして気をよくして外に出ました。そろそろ、帰ろうかと歩いていると1台のタクシーを発見。流しのタクシーはメーターが無かったりするのでお父さんが値段交渉をしようとすると、おじさんは「メーターがあるから」と言いました。お父さんが乗り込もうとすると「男の人はこっちから」と指示をしました。乗って百メートルも行かないところで急に止まり行先も聞かずに「ユーロは持っているか?」と聞いてきました。「ある」と言ってもしつこく「レッド?ブルー?」とまくしたてるように言ってきます。どうやら紙幣の色を聞いてるようだとお父さんがブルーの20ユーロを見せた途端おじさんは20ユーロに触れたかと思うとすぐにお父さんの手を押し戻し「イエロータクシー(優良タクシー)があっちにあるから、バイバイ!」と言いました。かなり怪しかったのでお父さんに「今、お金返してもらった?」と聞きましたが、お父さんは「返してもらったよ」と言ってタクシーから降りてしまいました。お母さんが降りるとタクシーは逃げるように走り去って行きました・・・。すぐに、お金を調べてみると20ユーロと5ユーロ札をすり替えられていました。5ユーロはグレーで色が似ているので、お父さんも気が付かなかったのです。狐につままれたよう・・・。でも、後になって考えてみるとお金を持っているだろう男性を先に降ろしやすい歩道側に乗るように言ったり、何色のユーロを持っているか聞くなんておかしすぎる(やけに、ブルーを強調してたのも20ユーロ狙いだったはず)。お金を見せたりましてや触らせるなんて絶対してはいけないことをしてしまった~。ショックを隠し切れず、バスと電車を乗り継いでホテルへ。
気を取り直しホテルから歩いて5分ほどにあるイタリアンレストランへ。このお店、じつは昨日も行ったんですが新鮮な魚やロブスターが水槽に入っていてボリュームもあって安くて美味しい!近くにいいレストランをお父さんが偶然発見してくれました。このパスタ1人前なんですよ~。麺もアルデンテでオーストリアのこれでもか!ってほど茹でたパスタとは大違い(笑)ちなみに、前日はボンゴレパスタとロブスターのリゾット、クルマエビのグリルを食べました。

 
 
お魚は一匹をグリルしてもらい、目の前のテーブルでウエーターさんがスプーンとフォークで器用に半身ずつさばいて盛り付けてくれました。あまりの鮮やかな手さばきに思わずさつきも拍手(笑)


子供達も大満足でお腹いっぱい食べました。ただ、イタリアの夕食は遅いみたいでどこのレストランも7時を過ぎないとオープンしないので困りました。このお店も7時半から営業だったので七時半過ぎに行くと一番のりでした(笑)。帰るころ(9時頃)にはお店はいっぱいに。小さい子供がいる家庭はどうするんだろう?そして、ホテルでの朝食も遅めだったイタリア人。のんびりしてるお国柄なんでしょうか。イタリア観光してびっくりしたのは国内旅行しているイタリア人が多かったこと。そして、日本人も多かった~。


大変な目にも遭いましたが、被害も1500円ほどで済んだしちょっと高い授業料と思って今後、気を付けようと思いました。それ以外では、普通の人は親切で陽気だし、料理は美味しいし、気温も高めだし歴史的建造物も素晴らしく魅力的な街でした。多少危険があるとわかってもまた行きたいな~。と思えますね。
帰り、イタリアの空港の手荷物検査では異常に並ばされ、割り込みされ飛行機に乗り遅れるんじゃないかとハラハラしました。そして、金属探知機は壊れているのか誰が通ってもピーピーなるし・・・。調べるのも邪魔くさいのかあっさり通過させられるし、ザルでした・・・。並んだ意味ないや~ん!
「お手手つないで歩いてくれた」と嬉しそうなさっちゃん

行きも帰りも飛行機が着陸すると拍手喝采!イタリア人のノリ最高です(笑)

2013年1月5日土曜日

イタリア・ローマ旅行(前半)

新年の花火

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。

新年早々、1月1日からイタリア・ローマへ行ってきました。出発前の空港でうまい棒を食べる子供達。日本のお菓子が一番美味しいのは子供でもわかるらしい・・・。旅行に行くときは貴重な日本のお菓子を大量に持っていきます。これがあると飽きっぽい子供の機嫌もとりやすいんです(笑)
ウィーンからローマまでは飛行機で1時間半くらいです。日本に帰ることを思ったら1時間半なんてあっという間!日本までは12時間・・・。乗り継ぎの時間も入れたらもっとです。大人でも苦痛なのに理解できない子供や赤ちゃんなんてもっと苦痛だろうなぁ~。
仲良し姉妹
ローマに到着した日は残念ながら雨でしたが気温は10度以上あり、マイナス気温の凍てつくウィーンから来た私たちにはまさに南国かと思うほどの暖かさ(笑)当日はホテルのレストランで夕食を済ませ翌日の観光のためにゆっくり休みました。
 
翌日、天気予報は雨でしたが幸いにも曇りでした。浮かれてちょっと薄着で出かけてしまって後悔・・・。午前中は肌寒かったのでさっちゃんは毛布をポンチョがわりに。
 
 

バチカン市国
市場の近くにメリーゴーランドがありました。さつきが「乗る!」というので一人で乗せることに。こういう乗り物に乗るといつも泣きべそをかくのになぜか乗りたがるのが不思議です。案の定、三週目ぐらいには涙をぬぐっているのが見えました(苦笑)でも、必死でこらえてるところがかわいかった~。
市場の八百屋で色んなカボチャが素敵に並べられていました。額縁がアートで画になりますよね。

トリビアの泉
しかし、どこに行ってもすごい人でした~。下の写真はトリビアの泉の前にいる観光客。ごった返してスリにあっても怖いので早々に退散しました。でも、観光シーズンなので警官も多かったです。
ローマの休日で有名な階段の最上階で写真を撮っていると、怪しげな男性がバラの花を三本差し出して「プレゼント」としつこく言ってきます。いらないと言っても「これはプレゼントだから」としつこいので受け取ると今度は「写真を撮ってあげよう」と言い出しました。カメラを盗られてはいかんと断ると男性は「コイン、コイン」とお金を要求しだしました・・・。ノー!とバラを突き返すと諦めてどこかに行きましたが周りをよく見ると同じくバラを持った怪しげな男性がたくさん!そして、写真を撮ってもらっている観光客も。しばらく見ていると怪しげな男性が突然走り出しました。反対の方向を見ると警官が。その後、お父さんはタバコを吸うために灰皿のあるところに。ふと、お父さんを見ると男性と何か話している様子・・・。怪しいと思い「どうしたの?」と駆け寄って聞くと「タバコを一本あげたらミサンガを作ってくれるって・・・」すでに、男性は慣れた手つきでお父さんの腕にミサンガを編みながら「フレンド、フレンド」と言っていました。イヤイヤ、怪しいやろ~・・・。私たちがいぶかしげに見ていたのと、近くに警官がいたせいで何もされずに済みました。不気味になって慌ててその場を離れました。
階段の下で写真を撮って地下鉄に乗ってホテルへ帰りました。今回はベビーカーを使わず抱っこ紐で観光地を5時間以上歩き回ったので、さすがにくたくたでしたが充実した一日でした。

後半につづく・・・。